２００２年８月にスーパーボウル高松がオープンした。 ６年と約６ヶ月経過した本年１月２５日をもって閉鎖する決断をした。断腸の思い。
約６年半苦楽を共にしてきたスタッフ、そしてスーパーボウル高松を愛してくださった、お客さまのみなさま方と別れなければならないのが何より辛い。
わたくしの力の至らなさ、わたくしのリーダーシップの欠落が招いた結果です。 お客さま、そしてスタッフのみなさんに心からお詫びいたします。
幸いなことにわれわれが閉店した後、経営を引き継いでいただける社が決まっています。またスタッフの多くも同社にて継続することが決まっています。
名古屋本山ボウルでディレクターを半年経験したＫプロも高松で就職するとのことです。Ｔプロは２月１日より丸亀スターボウルの専属となります。
４年ほど前でしたでしょうか、Ｔプロは地元のあるセンターから好条件でヘッドハンターの声がかかりました。弊社よりもよほどの好条件にも関わらず、
Tプロはそれを断り弊社に残ってくれたのです。この恩義は忘れない。にもかかわらず・・・
高松オープン時、近隣センターに挨拶にまわっていたときのことです。Ｙプロがわたくしに声をかけてくれました。話を聴くとバイトで仕事をやっているとのこと。しかもその日は休日だけれど、一人社員が急病、自己判断で出社しメンテを行っているとのことでした。バイトでありながらその責任感にわたくしは感心しました。そのキッカケによりウチで仕事をすることになったのですが、その責任感は誰も真似できないほどです。にもかかわらず・・・
スタッフＫとＭはボウリング以外の道を選択していくようですが、ねばり強いＫ、臨機応変なＭのことです、きっと新しいところでも頭角を現してくれることと思います。にもかかわらず・・・
バイトの立場で社員以上の仕事をしてくれていた、スタッフはみんな素晴らしい戦力でした。・・・にもかかわらず・・・
再度声をかけられるように努力したいと思っています。
高松オープン直後、わたくしはＬＴＢセールスに歩きました。自ら直に手がけたという思いもあり、特に厚生年金受給者協会の方々には特別な思いがあります。 そしてオープン直後挨拶に来て下さり、その後ずーと投げてくださっていたＢＷクラブのみなさま、わたくしが現場を訪れるたびに顔を合わせる常連のみなさま、愛想のないわたくしを見守ってくださいました。 素敵なスタッフと最高のお客さま方と別れるのが１番辛いのですが 、必ずや捲土重来を期します。
いまわたくしはオープンさせた名古屋本山ボウルのテコ入れに、住まいも名古屋に移して老骨に鞭打ち頑張っています。わたくしのモットーは“どうせやるなら楽しくやろう”です。苦しいながらも楽しくやっております。
高松のみなさま、チャンスがありましたら是非とも本山ボウルと小郡スーパーボウルにアソビにおいで下さい。この駄文もスプラッシュから引き続き会報Ｘ１２として継続させます。 ご意見下さい。
投稿者プロフィール
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1935年11月8日、東京都生まれ。1967年1月にライセンスNo.4の第1期生プロボウラーとしてデビューする。ボウリングインストラクターライセンスはマスター。プロボウリング協会創設メンバーでもあり、プロボウリング協会に貢献した人物。2014年4月逝去。株式会社スミ、初代代表取締役。
主な著作は、子供とボウリング（ぎょうせい出版）、ボウリング（ぎょうせい出版）、ボウリング（日本テレビ出版）、NBCJインストラクターマニュアル、ブランズウィック発行マニュアルなど多数。
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