わたくしは人を見る目が意外といいと自分では自惚れています。95%ぐらいの確立で成功だ。  まずわたくしはお喋りな人に惹かれます。
自分がどちらかというと寡黙?のせいかおしゃべり人間大好きです。
お喋りにならざるを得ないウラには多くの場合情熱が隠されている。

例えば本山ボウル加藤恭子。昨年12月、わたくしとの面接のとき、わたくしが口火を切る前に彼女は話し出しました。90%わたくしは聞き役。
最初の面接でそんなことってある? いまや本山最高のスタッフとお思いになりませんか?

 わたくしが最大の信頼を寄せているプロ協会理事染谷景一郎に、以前あるセンターのコンサルを要請したく面接をしたときも同じ。8対2の割合でわたくしは聞き役中心だった。かれは最高の仕事をしてくれたし、いま染谷はそのセンターのビルを含めたオーナーであるし JPBAでも欠くべからざるスタッフだ。  

そして川添奨太。奨太もお喋り。8対2ほどではないにしても・・・面接していっぺんに気に入り惚れた。案の定プロテストぶっちぎりのダントツであり、第1回の公式戦で目の当たりに投球をみてある種のショックを受けた。直ちにツバをつけた。投球技術もさることながら、奨太のコミュニケーション能力が素敵だ。
八方美人が問題だが・・・  有元コーチに3行のメールを出すと60行以上になって戻ってくる。これまたお喋り。 まだ何人もの例があるけれど、共通して言えることはみんなそれぞれ情熱が裏付けにあるということのような気がするのです。その情熱を見破る事ができるかだ。

 さてさてさて、有元勝コーチの連載がボウリングマガジンでスタートした。第1回目はイントロのようなものでみなさまピントこない部分があるかもしれませんが、よく読んでいただきたい。過去誰もがふれなかった斬新な技術論が展開される前触れがある。
わたくしは原稿の全体像を知っていますのでニヤリとしているのですが、特にプロの皆さんにはよく読んでいただきたいと思っている。
すみ光保絶賛の理論展開がこれからなされていくと思います。

はじめ単行本で行こうと思ったのですが、彼はまだ知名度もありませんし、はじめはボウリングマガジン連載が良かろうということで日坂義人を通して実現したというわけです。

これは全く新しい技術論であり、日本のプロが追い越された韓国を再び追い抜き、追いつけなかったPBAになんとか追いつくためのコーチ論でもる。どだいいままで日本にはボウリングのコーチは存在しなかった。
いるのはLTBインストラクターのみだ  聞くところによると、評判、反響がすごいと言うことうれしいね。反面野暮ったいねたみみたいなのが現出している曰く「プロでもあるまいし」「素人がなのをほざく」。自分の無能さを露呈させている。プロの肩書きなんてもの何にもならない。そうした肩書きに身を寄せているヤツのなんと多いことか。肩書き大好き人間って寂しいが、そんな肩書きに影響されている人間の多さにもがっくりする。
まあいいやそんなこと。要は本物かどうかだ。有元勝は本物であるし、川添奨太も和田翔吾も本物だけれど、真価がとわれるのはこれからだ。注目。わたくしの人を見る目もと問われている。    

有元コーチの教え子としては、川添奨太と現時点JBCナショナルメンバーの和田翔吾がいます。
和田に関しては連載第1回目で有元はその出会いなどにふれていますが、大学卒業したらプロテストチャレンジ(?)、あるいは直接PBA参戦でしょう。川添もまたPBA狙いです。PBAを狙うスタンスが無いようでは、今後日本のトーナメントプロの資格無しだ。そこをJPBAはわかっていない。特にインストラクター部会のスタンスであるべきはずなのだが・・・

 川添奨太もおちおちしてはいられない。1歩先を常に歩んでいかなければならない。これが現役の厳しさだ。  トーナメントがある度にドキドキしながら応援したり、結果を心待ちしていたり、小躍りして喜んだり、がっくりしたり、これがフアンとしてこたえられない。 

 センター企画のスタッフチャレンジでも同じだ。わたくしはいつもスタッフのできにドキドキしている。  
これがフアン心理というもの。いまやわたくしは有元勝、川添奨太、和田翔吾の大フアンだ。  というわけでこの度川添奨太のフアンクラブ「Shohtaクラブ」を設立したいと思うのですがいかがでしょうか?
PBAに1番近いプロとして川添奨太を有元コーチと共にみなさまと応援していきたい。
そもそも川添奨太のルックスが最高だ。

 みな様の力で楽しいクラブにしたい。  目的は川添や和田をPBAで勝たせるための応援クラブなのですが、片やリーグ普及クラブでもありたいと思ってもいます。

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投稿者プロフィール

すみ光保
すみ光保
1935年11月8日、東京都生まれ。1967年1月にライセンスNo.4の第1期生プロボウラーとしてデビューする。ボウリングインストラクターライセンスはマスター。プロボウリング協会創設メンバーでもあり、プロボウリング協会に貢献した人物。2014年4月逝去。株式会社スミ、初代代表取締役。

主な著作は、子供とボウリング(ぎょうせい出版)、ボウリング(ぎょうせい出版)、ボウリング(日本テレビ出版)、NBCJインストラクターマニュアル、ブランズウィック発行マニュアルなど多数。